安いだけでいい?スマホの格安SIMについて

雑記

携帯電話会社はどこがいいか、迷っていませんか?

わたしのスマホは、パートナーから与えられた格安スマホと呼ばれるIIJmioのスマホを使っているのですが、いろいろ通信会社がある中でなぜIIJmioを使っているのか理由を聞いてみました。

安心感のある通信会社

しおこ
しおこ

IIJmioが安いから使ってるんだよね?

パートナー
パートナー

もっと安いところもあると思うよ

しおこ
しおこ

え、安い方がいいじゃん・・・

パートナーによると、安いだけではない理由があるとのことで詳しく聞きました。

初めて使った3大キャリア以外のsim

2010年前後、パートナーは3大キャリアの値段が高すぎるとガラケー時代から思っていたそうで、ほとんどパケット通信をしていませんでした。(確かに結婚する前からそんな話を聞かされて、ケチ・・・いや倹約家だなーと思っていました(^_^;))

家の固定回線用にはWiMAXという無線の回線を使っていて、電波が届く範囲は狭かったけど家でも外でも無制限で使えたので良かったそうです。

家ではPC、外ではiPod Touchでインターネットを見ていて、携帯電話でインターネットの通信をすることはほぼなく、携帯代は常に1,000円台だったとのこと。

しかしガラケーとWiMAXとiPod Touchの3つを持ち歩くのは不便だったようで、何とかならないかなーと思っていた2011年に、イオンから月額980円のデータ専用sim(100kbps)が発売。

iPodTouchをやめて、そのsimを挿した中古のXperiaに代えて使い始めたそうです。

100kbpsなら無線でもなんとか文字サイトくらいは十分使えるだろう(学生時代に使っていた有線のネット回線は28.8kbpsとかだったし・・・)と思っていたそうですが、まったく使い物にならなかったとのこと。

ネット掲示板やニュースサイトもよく読んでいたそうですが、ほとんど文字しかないのにそれですら表示が遅い。

当時はそれ以外選択肢がないのと、初期費用も3千円くらい払っていたしもったいないので我慢して使い続けていたそうです。

128kbpsなのになぜか通信速度が早い

同じ時期にIIJmioが同じようなサービスで登場したけど、どうせ遅いのは一緒だろうと思っていたところ、公式で128kbpsと言っているのになぜかネットの評判を見るとそれ以上の速度が出ているらしい。

今では他の通信会社でも行われていますが低速でも最初の何秒かだけ制限しない、いわゆるバースト通信を初期の頃からやっていたとのこと。

それも公式には何も言わずにやってくれていたので、とても好感を持ったそうです。

普通、インターネットの最大通信速度は大きく宣伝しますが、ベストエフォートとか言って実際はそれより半分以下なんて当たり前ですからね。

セルスタンバイ問題の解決

ある程度満足していたIIJmioのサービスですが、初期の格安simにはデータ通信しかない(通話機能がない)ことによるバッテリーの持ちに問題(セルスタンバイ問題)があったそうです。

スマホが電波につながってないと勘違いして、電波を探し回ることでバッテリーが減りやすくなっていたそうです。

検索してみたらIIJの技術者さんが、原因を調査されている2012年頃のページを見つけました。

利用者が困っていることをちゃんと調査してくれる会社というのは安心できますね。

これはSMS(ショートメール)をオプションで追加することで解決。追加で毎月100円くらい?かかることになり結構悩んだそうですが、これくらいの出費はしかたないと考えて追加したそうです。

通信の最適化をしてない

通信の最適化というと、良いことをしているようなイメージに聞こえますがそうとも言えません。

3大キャリアの一部が、利用者の通信速度を早くするために画像を圧縮すること(通信の最適化)をしていたことが一時期注目されました。

利用に影響ない範囲で速度を早くするためという意味なら、必ずしも悪いことではないんでしょう。

ただ、スマホアプリの使用によくない影響が出ていたそうですし、ネットで見ている写真が知らないうちに画質が落ちていたなんてことがあったら嫌ですよね。

IIJmioでは2018年のTwitterで、通信の最適化はする予定はないと言っていました。

通信速度が遅くなりがちな格安simではそういう処理をしていてもしょうがないと思いましたが、通信の最適化をする予定はないとはっきり言うところが安心できると感じました。

時が経つにつれサービスが改善

最初は128kbpsでも十分と思っていたそうですが、最初有料だった高速通信を無料で追加したり、2014年から音声通話も契約できるようになり、1,000円台で1台のスマホにまとめられたそうです。

ケータイ+ipodTouch+Wimaxの3台持ちの不便さから解消され、感動したといっていました。

今ではたくさんの格安simがありますが他社より高すぎるということもなく、この10数年、安定して1,000円台で使えているというところも安心できるとのことでした。

金額を安くして人を集めておいて、あとからだんだん金額が上がっていくサービスもあるので気をつけたいですね(+_+)

また、セルスタンバイとは別の問題でバッテリー消費が激しくなることがあるとか、1年目だけ料金が安くて2年目から高いとか、IIJmioよりも良いイメージのある会社はないとのことでした。

パートナーは保険のためにデュアルsimでpovo2.0を契約していますが、最大128kbpsの実測を測ったら50kbpsほどで、検索結果を表示するだけでも20秒以上かかり使い物にならなかったそうです。

三大キャリアのサブブランドでも、安く済まそうと思うと難しいようです(^_^;)

気になる点

ただ、最近のIIJmioには不満もあるそうです。

毎月の料金確認などでホームページをたまに見ると、MNPは最初何か月か割引だったり機種を安くするだったりと、長期利用者に対する扱いが良くない気がするとのこと。

長く使っている利用者より頻繁に通信会社を変える人にだけサービスが良くなるのは、使い続けている人にとって気分がよくないですね。

長期利用者へのサービスが良くないのも、パートナーが3大キャリアを使いたくない理由の一つだったそうです。

まぁこれはどこの通信会社でもやっているし、ほかに良い乗り換え先も見つけられないので仕方ないところかもしれません。

あと、昼とか通勤時間の混雑時に通信速度が遅いのもそろそろ何とかしてほしいとのこと。

そもそも動画とかあまり見ないし容量をそんなに使わないので、通信容量の単価を上げてでも通信をもう少し良くしてほしいそうです。

他社に見劣りしないよう、ほかの格安simと同程度の仕様と金額を保つためには難しいところなのかもしれませんね。

おわりに

わたしが使っているスマホの通信サービスIIJmioについて、紹介してみました。

簡単にいうと、パートナーにとっては長い目で見て金額はそこそこで通信品質や会社のサービスが安心できるってことでしょうか。

「信用は得難く失いやすい」という言葉を思い出しました。

通信会社選びの参考になればうれしいです♪

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