子どもたちと「高い山」に登ってみたいと思っていませんか?
今までは低めの山に登っていましたが、下の子が小学生になり少し高めの山に挑戦してみようと思い、登山が好きな義理父と久住山に登ってみることにしました。

久住山といえば、九州本土で最も高い山を含む「くじゅう連山」の一つ。
義理の父は山好きで久住山に何度も登っていますが、私やパートナーは2、3回、幼い頃に登ったぐらい。
子どもたちは本格的な山にはほとんど登ったことはないので、最も登りやすそうな「牧ノ戸峠」から登ることにしました。
標高は1,786.5mとかなり高いですが、登山口の「牧ノ戸峠」の標高はすでに約1,330mなので、歩いて登る高さは約450mです。
それでも結果は往復約6時間かかりましたので、詳しくお伝えしたいと思います。
登山口
くじゅう連山の登山道はたくさんありますが、最も初心者向けと言われる、「牧ノ戸峠」から「久住山の頂上」までを往復するというルートを選びました。
5月の連休に行きましたが義理父によると「間違いなく駐車場は混んでいる」とのことだったので、朝7時に駐車場に着けるよう、早起きしました。
6時50分ごろ牧ノ戸峠に着きましたが、駐車場は満車。

「おおいた防災情報ポータル」の牧ノ戸峠のライブカメラで駐車場の状況を見ることができたので、なんとなく空いてなさそうだなとは思っていました。
牧ノ戸峠の駐車場近くでは、道路わきに停めている車もいっぱい。
牧ノ戸峠から200〜300mくらい離れたところにあった狭い駐車場がかろうじて空いていたので、子どもたちと私は先に牧ノ戸峠で車から降り、パートナーに車を停めて歩いてきてもらいました。
登山口には売店とトイレがありました。登山口の売店だけあって、朝7時には空いてたのにはびっくり。

登山途中にはトイレが1カ所しかありませんので、子どもたちには登山口でしっかり用を済ませるように言いました(^_^;)
急坂を登る序盤
牧ノ戸峠からの登山は、最初がきついと聞いていましたが本当にその通りでした。

坂道のような、階段のような上り坂。45度はあるんじゃないかって感じるくらい急な傾斜。

20分ほどかけて上り坂が終わったぐらいのところに「久住山まで3.1km」という看板がありました。
さらに15分くらい進むと「久住山まで3.6km」という看板があったので、どちらかは間違いのような気がします(^_^;)

さっそく久住山の頂上が見えました。
大人の足なら頂上まで2時間くらいでたどり着けるはずですが、はるか遠くに感じます。
坂を登り切った後も、険しめの岩山がしばらく続きました。

上の写真のような岩場を伝っていくので、転ばないように気をつけながら進みました。
なだらかな中盤。キャラメルで元気チャージ
登り始めから1時間くらい経つと、道はなだらかになってきました。

ゆったりとした登山道を登ったり下ったりする感じ。

土砂崩れのようなあともあり、自然の凄まじさを感じました。

整備していただいている柵の内側を歩けば、危ない感じはしません。
中盤の道は下の写真のように広いところもあるので、休憩もしやすかったです。

小学1年の次男は「もうムリ~」と弱音を吐きだしましたが、疲労回復のためキャラメルを30分おきに舐めながらなんとか登り続けました。
朝7時から登り始めましたが多くの登山者がいらっしゃって、まだ未就学児や小学生らしきお子さんなどを含むグループとも5、6組すれ違いました。
ミヤマキリシマは登山道のすぐ近くにたくさんありましたが、5月初旬は完全につぼみでした(^_^;)

あと1カ月もすれば美しく咲くんでしょうね♪
終盤。ゴールの山頂が見えてきた
途中何度も休憩をはさみながら、登り始めてから2時間20分くらいでトイレや避難小屋がある広場に到着しました。

避難小屋はかなり広く、20人くらいが入れそう。
トイレは一回100円の協力金が必要ですが、こんな山の中で快適に利用できるので有料なのは仕方ないですね。
子どもたちは昼ご飯が食べたいと言いだしましたが、まだ9時20分だったので水分補給やキャラメルを食べて休憩し、頂上を目指すことにしました。

この休憩所からは久住山の山頂も見えていたので、子どもたちも「もう一踏ん張りがんばろう」という気持ちも湧いていた様子。
ここから頂上までは、メゲずにがんばっていました。
目印の目立つ黄色い紐が敷かれていたので、道はわかりやすかったです。

途中、三俣山(みまたやま)がきれいに見えました。

壮大なスケールの景色に圧倒され、不思議な感覚になります。
最後の頂上までは、大きめの岩を足場に気をつけながら登っていく感じです。

岩に足をのせたときに、岩が動いて転んでしまったのでお気をつけください(+_+)
傾斜もそれなりにありますが、頂上が見えているせいか、きつさはあまり感じませんでした。

頂上に到着!
避難小屋のある場所から約45分、登山口からトータルで約3時間5分かかりました。
かなりゆっくりでしたが、無事に頂上までたどり着けてよかったです。
広いスペースはありませんが、大きな岩がたくさんあるのでイス代わりにして景色を楽しみました。

近所では見ることのできない雄大な景色に感動しました。
下山
途中で昼食を食べて、来たとおりの道から下りました。
キャラメルを2種類買っていたので、食べ比べしながら帰りました。

「ミルクキャラメル」と「ハイソフト[ミルク]」ってどちらも森永さんなんですね。
「味の違いはそんなにないでしょー」と思っていましたが、ビミョーに違って面白かったです。
うまく表現ができませんが「ハイソフト」の方が大人っぽい味がしました(^_^;)
下の写真は登山口まで約10分の休憩所。

帰りもそれなりに距離や登り下りがあるものの、昼食時間を除くと、頂上から約2時間半で無事に下山できました。
帰りに売店で買ったソフトクリームを食べました。

ミルクが濃厚に感じられおいしかったです。

子どもたちは果汁たっぷりのブルーベリーソフトを注文。さわやかな酸味で、疲れた体に最高のごほうびになりました♪
子どもたちの感想
兄弟とも「頂上直前の岩山を登るところが一番きつかった」と言っていました。
小学校に入ったばかりの次男は、登り始めはスイスイ先に進んでいましたが、30分くらいでペースが落ちていたのでだいぶ疲れただろうなと思います。キャラメルを持っていったのは正解だったと思います。
未就学児くらいのお子さんが、何人も登っていたのには驚きました。
長男は「おじいちゃんとも山に登れたのがうれしかった」とも言っており、下山後も「また別の山にも登りたい」と話していました。大変だったけど、いい思い出になったようです。
まとめ(合計時間など)
小学生の息子たちと久住山に登った感想をご紹介しました。
今回の時間をまとめると以下のようになります。
7:05 牧ノ戸峠 登山口
↓
7:35 沓掛山
↓
9:20 久住山 避難小屋
↓
10:11 久住山 山頂
↓
11:01 久住山 避難小屋(昼食)
↓
13:00 沓掛山
↓
13:19 牧ノ戸峠 登山口
合計所要時間:6時間14分(登り:3時間6分/下り(昼食含む):3時間8分)
休憩を取りながら、かなりゆっくりペースだったと思います。
参考になれば幸いです♪
もう少し気軽に登りたいのであれば、↓の山もオススメです。
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