スポーツウォッチって心拍数を計ってくれたり、ウォーキングやジョギングの距離を測ってくれたり、便利ですよね。
ただどれを買ったらいいか迷うことはありませんか？
私は数年前まで、週１、２回程度ジョギングをしており、フルマラソンも３回ほど出場して４時間半で完走しました。
ある時GarminのGPS付腕時計が欲しくなり、ForeAthlete 35Jを買って以来、朝から寝ているときまで腕時計を付けっぱなしにするようになりました。
今はジョギングはやめて筋トレをやっているので、GPS付の腕時計はいらないような気もしますが、普段から心拍数や睡眠の質まで記録してくれるので、とても重宝しています。
その後、ガーミンの「vivoactive 3」を２年ほど使っていましたが、「ForeAthlete 55」に買いかえてさらに２年くらい使いました。
機能などは前の機種より少し劣るところもありましたが、結果としては買ってとても良かったです。
この記事では、vivoactive 3からForeAthlete 55 に買い替えてからの感想、良かったところ等を紹介します。
初心者向けランニングウォッチ
ForeAthlete 55はビギナー向けのランニングウォッチです。
個人的に買い替え時に気になった主な違いは、以下の通りです。
| ForeAthlete 55 | vivoactive 3 | |
| ディスプレイサイズ | 1.04インチ | 1.2インチ |
| タッチパネル | × | ○ |
| 稼働時間 | 約14日間 | 約7日間 |
私の使い方だとジョギング時の基本的なGPSの機能や心拍数の機能は、ほとんど一緒だなと感じました。
vivoactive 3には気圧高度計が付いていましたが、ForeAthlete 55には付いていないので使う人は注意が必要です。
自分は使っていませんでしたが、vivoactive 3の高度計はあまり精度が良くないようなので気にする人は少ないかもしれないですね。
あと見た目が、vivoactive 3は普通の時計に近いカジュアルな感じですが、ForeAthlete 55はよりスポーツよりな感じです。
使ってみて感じた主な違い
買ってから２年ほど経ちましたが、スポーツウォッチは今まさに進化中なようで、基本的には新しいForeAthlete 55の方が良くなっていると感じました。
デザイン
vivoactive 3はフチがステンレスで覆われていましたが、ForeAthlete 55はほぼ全体がプラスチックで高級感はありません。（安っぽいとも感じませんが）
vivoactive 3は、ボタンが少なくスポーツウォッチさがなかったので、仕事でも全く周りの目を気にせず使えていました。
ForeAthlete 55は、いかにもスポーツタイプという感じがするので、仕事中に使うには合わないんじゃないかと思い心配しました。
しかし腕時計をかえてから職場では誰からも何も言われず、親しい友人にも何も言われませんでした。
人の腕時計なんかはあまりジロジロ見ないですし、私が気にしすぎてたかもしれません(^_^;)
ただ、お洒落な方でビジネススーツにもこだわりがあるような方や仕事の業界によっては、違和感をおぼえるかも。
画面サイズ、見やすさ
1.2インチから1.04インチになったことで、画面は小さくなりました。
外周のサイズは43.4mmから42mmになりましたので、全体が約1mm小さくなりましたが、それ以上に画面が小さくなったので、ベゼル（画面の枠）がとても太いと感じます。
買う前は画面が小さくなるのは見にくいかなぁと思いましたが、普段は時間さえわかればいいので、画面が小さくても電池持ちが良くて安いのならその方が良いと思いました。
ジョギングの記録も、詳細な内容はスマートフォンでしか見ないので、ジョギング中のタイムや心拍数が見られれば何も問題ありません。
画面の明るさについては、特別見やすいとは思いませんが、明るいところでも暗いところでも見にくいと感じたことはありません。
バックライトもついていて、暗いところでは必須です。明るいところではバックライトはなくても見やすいです。
電池持ち
これが一番買いかえて良かったと思ったところです。
仕様では7日から14日に長くなったわけですが、仕様に書いてある以上に持ちがよくなったと感じます。
もしかするとvivoactive 3も2年使っていたので、電池がへたっていたのかもしれませんが、１週間に１回以上は充電していました。
私は少しでも電池持ちをよくするため、通信するとき以外はBluetoothをなるべく切るようにしていますが、ジョギング等に使わなければ３〜４週間くらい持つ感じです。
画面が小さいのも電池持ちの良さに貢献してると思います。
時計表示のウォッチフェイスも、なるべくシンプルなものにした方が電池持ちが良いようです。
私は画面で秒数が表示されるものにしていますが、それでも電池はかなり持ちます。
バッテリーについて詳しく調べてみたので、気になる方はこちらも参考にしてくださいね！
タッチパネルがない
別にいらないかなと思っていましたが、vivoactive 3では無意識のうちに使っていたようで、ForeAthlete 55にしてから最初のうちは間違って何度もスワイプしてしまいました。
これはやっぱりタッチパネルがあった方が良かったかなぁ〜と思いましたが、使い始めて２、３日したらボタン操作に慣れました。
また、間違って画面に何かがあたって誤動作するということもなくなったので、その点は逆に良くなりました。
少しボタンが固い気もするので、ジョギング中はタッチパネルがあった方が操作しやすかったかなとも思います。
総合的に考えると、直感的な操作しやすさはタッチパネル付きと感じました。ただ、誤動作もしやすかったので好みによると思います。
ボディバッテリー
買う前は気づかなかったんですが、ボディバッテリーという測定項目が増えていました。
これは簡単に表現すると体のバッテリーが寝ている間に増えて、起きている間に減っていくという感じです。
公式によると睡眠時間だけでなく、心拍変動やストレスなども分析して測定しているそうです。
最初はふ～ん、そんなのがあるんだ〜、くらいに思っていました。
しかし、風邪気味のときとか仕事が忙しく寝不足が続くときは、朝もになってもボディバッテリーは回復しておらず、その日の体調がグラフでわかるのが新鮮でした。
ちょっとしたアドバイスも表示してくれるので、寝不足が続いているときには早めに寝ようなどと考えるようになり、体調管理に役立っていると思います。
まとめ
公式では「エントリーランナー向けランニングウォッチ」とのことですが、ForeAthlete 55はジョギング以外にもバイク、スイムなどのトレーニングにも対応していますし、中級者でもぜんぜん使えるのではないでしょうか？
必要最低限の画面表示で、とにかく電池持ちが良い時計が欲しい方にはおすすめします。
私はこの条件にぴったりだったので、買いかえて良かったです(^_^)/
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