今私のスマホは、パートナー(ダンナ)から与えられた格安スマホと呼ばれるものを使っているのですが、いろいろ通信会社がある中でなぜパートナーが使っているのか理由を聞いてみました。
IIJmioが良いサービスをしてくれると信頼しているから
IIJmioが安いから使ってるんだよね?
もっと安いところもあると思うよ
え、安い方がいいじゃん
安いサービスなんて次々出てくるのにいつもチェックするのは大変でしょ。それに良いサービスをしてくれると信じてるから安心して使い続けてるんだ
タケちゃんの話を聞いていたら、10年以上前からの話しを始めたので長かったです・・・
2011年に初めて使った3大キャリア以外のsim
タケちゃんは3大キャリアの値段が高すぎるとガラケー時代から思っていたそうで、ほとんどパケット通信をしていませんでした。(確かに結婚する前からそんな話を聞かされて、ケチ・・・いや倹約家だなーと思っていました(^_^;))
家の固定回線はWimaxを使っていて、電波が届く範囲は狭かったけど家でも外でも無制限で使えたので良かったそうです。
家ではPC、外ではiPodTouchでインターネットを見ていたとのこと。
しかしガラケーとWimaxとiPodTouchの3つを持ち歩くのは不便だったようで、何とかならないかなーと思っていた2011年頃に、イオンから月額980円のsimが発売(日本通信の回線だそうです)。
iPodTouchをやめて、そのsimを挿した中古のXperiaに代えて使い始めたそうです。
128kbpsなのになぜか早いIIJmio
128kbpsなら無線でもなんとか文字サイトくらいは十分使えるだろう(学生時代に使っていた有線のネット回線は28.8kbpsとかだったし・・・)と思っていたそうですが、まったく使い物にならなかったとのこと。
スマホで地図を見るのが当時の夢だったそうですが、めちゃめちゃ遅くて使い物にならない。ネット掲示板やニュースサイトもよく読んでいたそうですが、ほとんど文字しかないのにそれですら表示が遅い。
当時はそれ以外選択肢がないのと、初期費用も3千円くらい払っていたしもったいないので我慢して使い続けていたそうです。
同じ時期にIIJmioが同じようなサービスで登場したけど、どうせ遅いのは一緒だろうと思っていたところ、公式で128kbpsと言っているのになぜかネットの評判を見るとそれ以上の速度が出ているらしい。
今では他の通信会社でも行われていますが低速でも最初の何秒かだけ制限しない、いわゆるバースト通信を最初からやっていたとのこと。それも公式には何も言わずにやってくれていたからめちゃくちゃ好感を持ったそうです。普通、ネットの通信速度は「最大」速度は大々的に宣伝しますが、実際はそれより半分以下なんて当たり前ですからね。
セルスタンバイ問題の解決
ある程度満足していたIIJmioのサービスですが、初期の格安simにはデータ通信しかない(通話機能がなかった)ことによるバッテリーの持ちに問題(いわゆるセルスタンバイ問題)があったそうです。
スマホが電波につながってないと勘違いして、電波を探し回ることでバッテリーが減りやすくなっちゃってたみたいですね。
私も検索してみたらIIJの技術者さんが原因を調査されているページを見つけました。こういう利用者が困っていることをちゃんと調査してくれる会社というのは安心できますね。
これはSMS(ショートメール)をオプションで追加することで解決されました。追加で100円くらい?かかったそうで結構悩んだそうですが、これくらいの出費はしかたないと考えて追加したそうです。
通信の最適化をしてない
3大キャリアが利用者の通信速度を早くするために画像を圧縮するようなこと(通信の最適化)をしていたことが一時期注目されました。利用に影響ない範囲で速度を早くするためという意味なら必ずしも悪いことではないんでしょうが、スマホアプリの使用に実際に影響が出ていたそうですし、友だちのきれいな写真を拡大したら画質が落ちていたなんてことが知らず知らずのうちにあったら嫌ですよね。
IIJmioでは2018年のTwitterで通信の最適化はする予定はないと言っていました。
通信速度が遅くなりがちな格安simではそういう処理をしていてもしょうがないと思っていたし、「するときもある」みたいなしてるかしてないかわからないような通信会社が多い中、通信の最適化をする予定はないとはっきり言ているころは信用できると感じました。
サービスもよくなり値段も下がってきている
最初は128kbpsで十分と思っていたそうですが、最初有料だった高速通信を無料で追加しだしたり音声通話も契約できるようになり、ケータイ+ipodTouch+Wimaxの頃の圧倒的な不便さから解消されて感動したといっていました。
今ではたくさんの格安simがありますが他社より高すぎるということもなく、この10数年安定して1000円台で使えているというところも安心できるとのことでした。
後から出てくるサービスって最初金額を安くして人を集めておいて、あとからだんだん値段を上げていくパターンも多いですよね。楽天モバイルも最初無料でしたが、1年かそこらで一気に他社と変わらない値段になりましたし。
OCNとかmineoとかキャリアのサブブランドとかどうなんだろうと聞いてみましたが、ハデな宣伝が多すぎるのもなんかイメージが・・・とのことでした。あとセルスタンバイとは別の問題でバッテリー消費が激しくなることがあるとか、1年目だけ料金が安くて2年目から高いとか、IIJよりも良いイメージのある会社はないとのことでした。
povo2.0は0円で128kbpsですが、バースト機能はないようです。実際タケちゃんは保険のためにデュアルsimでpovo2.0を契約していますが遅いと言っていました。3大キャリアなのに遅い。
IIJmioが128kbpsでサービスを開始した最初の頃と比べても遅いんじゃないかとのこと。これでまた自分の中でIIJmioの信用は上がったそうです。
最近のMNP優遇は悲しい。混雑時に遅いのもそろそろ何とかしてほしい
ただ、最近のIIJmioには不満もあるそうです。毎月の料金確認などでホームページをたまに見るとMNPは最初何か月か割引だの機種を安くするだの、長期利用者に対する扱いが良くない気がするとのこと。
長く使っている人より頻繁に通信会社を変える人にサービスが良くなるのは、使い続けている人には気分はよくないですよね。長期利用者への扱いが悪かったのも、タケちゃんの3大キャリアを契約をためらう理由の一つだったそうです。
まぁこれはどこの通信会社でもやっているし、ほかに良い会社も見つけられないので仕方ないところかもしれませんね。
あと、これもどの格安simでも同じですが、昼とか通勤時間の混雑時に通信速度が遅いのもそろそろ何とかしてほしいとのこと。
そもそも動画とかあまり見ないので容量をそんなに使わないタケちゃんは、通信容量の単価を上げてでも品質を重視してほしいそうです。他社に見劣りしないよう、ほかの格安simと同程度の仕様と金額を保つためには難しいところなのかもしれませんね。
IIJmioを使っている理由のまとめ
今私が使っているスマホの通信サービスIIJmioについてまとめてみました。
簡単にいうと、タケちゃんにとっては長い目で見て金額はそこそこで通信品質や会社のサービスが安心できるってことでしょうか。「信用は得難く失いやすい」という言葉を思い出しました。
通信会社選びの参考になればうれしいです。
コメント