マインクラフトを子どものために購入して良いか迷っていませんか?
小学生になるとお友だちが増えて、いろんなゲームの話を聞いてきますよね〜。
うちの長男はSwitchを購入後、最初はポケモンで遊んでいましたが、マインクラフトが面白いらしいという話をお友だちから聞いてきて、欲しいと言うようになりました。

プログラミングを覚えるのにも役立つかも?という噂話を聞き、値段も手頃なのでサンタさんにお願いして、クリスマスプレゼントにもらうことにしました。
それから約半年になりますが、まだまだ楽しく遊んでいます。
今回は子どもにマインクラフトを遊ばせて良かったこと、気になる点などをご紹介したいと思います。
小学生がSwitch版マイクラでどのように遊んでいるか
switch版のマインクラフトを購入して半年ぐらいですが、子どもがどのように遊んでいるかについて説明します。
マインクラフトを始めた直後
パッケージに説明書が入ってないので、かなり戸惑いました。

とりあえずSwitchの電源を入れればゲームはスタートできるのですが、開始10分程度で世界が夜になりゾンビが襲ってきてすぐに倒されてしまうという状況。

我が家のルールでゲームは1日30分という制約があるので、ほとんど何もできないという状況が1週間ぐらい続きました。
1週間後
設定画面は初心者にもわかりやすいとは言い難く、どの設定をどう変えれば何が変わるかも最初はチンプンカンプンでした。

近所のお友だちにも相談しながら、どうやらクリエイティブモードにすればすぐに倒されてしまうということは無いということがわかり、少し楽しさがわかってきました。
家を作ったり村や洞窟を探検したりして、遊び始めました。
1ヶ月後〜
YouTubeの狩野英孝さんのマインクラフトを見たり攻略本を買ったりして、建築を楽しんだり、ネザーと呼ばれる世界に行ったりして、楽しめるようになりました。
今はお友だちと「フレンド」になり一緒に遊んだり、マイゼンシスターズさんなどの人気のYouTubeを見ています。
マイクラで学べた5つのこと
「Minecraft Education」という教育版もあるマインクラフトですが、通常版のマインクラフトは家庭での教育にも役に立つのでしょうか?
我が家で小学4年と1年の兄弟が、約半年遊んだ感想をご紹介します。
プログラミングは難しいかも……でもアルファベットを覚えた
遊び方の問題かもしれませんが、我が家ではプログラミングを覚えるのにはあまり役に立っていません。
ただ「コマンド」という機能のおかげで、アルファベットはかなり読めるようになりました。
マインクラフトを始めて3~4ヶ月ぐらい経った頃、コマンドの機能をユーチューバーの方が使っているのを見て、子どもたちも使い始めました。
「コマンド」は、一瞬で別の場所に行けたり、珍しいブロックを使えるようになったり、大量のブロックを瞬時に設置できたりと、とても便利な機能です。
コマンドを使うには、アルファベットで入力する必要があり、ひらがなやカタカナ等の日本語では入力できません。
コマンドを使うために、まったく興味を示していなかったアルファベットを一生懸命覚えていました(^_^;)
遊び方にもよるのかもしれませんが、我が家の兄弟の場合、switchでのマインクラフトはあまりプログラミングの勉強にはなっていないようです。
スマホのアプリを開発している夫によると、「コマンド」に正確に入力しないとエラーが出るのはプログラミングでエラーが出るのに似ているとのこと。
「コマンドブロック」という特殊なブロックを使えば、もう少しプログラミングっぽいこともできるようです。
本格的なプログラミングの学習をするなら、教育版のマインクラフトや別の教材を使った方が良いかもしれませんね。
マイナスの意味とグラフの座標を覚えた
中学の数学で、グラフを書いたりする座標ってありますよね。
マインクラフトでは、自分の場所やブロックの場所を表すときにx,y,z軸の座標が使われています。

ゲームを始めると大体まず自分の家を作り、そこを拠点にいろんな場所に行くのですが、遠くに行き過ぎると拠点の場所がわからなくなります。
拠点を覚えておくために、座標について知っているとゲーム中とても便利です。
また「コマンド」の機能で、別の場所に移動したりブロックを大量に置いたりするときも、座標の考え方を使う必要があります。
ちなみにゾンビなどに倒されてしまうと、道具は倒された所にすべて置いたまま別の位置に移動してしまうので、そういう意味でも倒された座標をザックリとでも覚えておくと助かることがあります。
そのため子どもたちは、座標の意味を一生懸命にパートナーから聞いて覚えていました。
座標はマイナスもあるので、ついでにマイナスの意味も覚えてくれました(^_^;)
もちろん数学の問題が解けるとかではないですが、座標の考え方を学習する導入としては良かったんじゃないかと思います♪
マンガ以外の本である攻略本等も読むようになった
我が家の子どもたちが読む本と言えば、ドラえもんなどのマンガか児童書ぐらいでしたが、ゲーム雑誌や攻略本も読むようになりました。

マイクラは大人も遊んでいる人が多いだけあって、攻略本は漢字が多い本もありますが、がんばって読んでいる……というか熟読しています。
本当は小説なども読んでもらいたいけれど……私も子どもの頃は難しい本は読んでなかったからしょうがないですね(^_^;)
現実の自然界の現象を知るようになる
花が染料になったり、木よりも石、石よりも鉄が強いことなどが、ゲーム内の設定としてあります。

現実の世界と同じようなことが再現されているので、ちょっとした知識が身についていると思います。
ゲーム内で「金」はレアな素材ですが、鉄よりも弱い(柔らかい)ところもちゃんと再現されているなと感じます。
「ビートルートは食べられるよ」と言われたときは「何それ?」と思いましたが、実在する野菜だと知ったときはこちらが驚きました。
また石炭は採掘場を探してツルハシで掘って拾いますし、木炭はカマドで木を焼いて作ったりもゲーム内でできます。

ただ金やダイヤの剣やツルハシはとても強力ですが、現実には存在しないだろうなというものもあります。
私が無知なだけかもしれませんが、マグマを水で冷やすとできる黒曜石は、現実にも存在していることを知って驚きました(+_+)
黒曜石は日本にもあるとのことなので、子どもたちと「石探し」のドライブに出かけるのもいいかなぁなんて思っています♪
親として気になった点
遊ぶためだけの要素が強い格闘ゲームやアクションゲームに比べると、マインクラフトはなかなか良いゲームだなと感じていますが、このゲームで遊ばせるデメリットはないでしょうか?
気づいた点をあげてみたいと思います。
少し暴力的なところ
基本的にブロックなので、怖いキャラクターはいませんが「ゾンビに○害された」という文字が表示されたときはドキッとしました。

もともと外国で開発されたゲームなので日本語の訳し方の問題かもしれませんが、もう少し柔らかい表現にしてもらえるとありがたいですね。
またサバイバルモードではゾンビたち敵キャラは主人公に攻撃してくるので、こちらから攻撃するのは仕方ないと思います。
しかし、クリエイティブモードにすればゾンビたちは攻撃してこないのにこちらからは一方的に攻撃できるので、「TNT」と呼ばれる爆弾で爆破したり強い剣を作って「オラオラーッ!」と攻撃しているのを見て、つい「弱いものイジメはやめなさい!」と言ってしまいました(+_+)
牛や豚などを倒すと生肉を頂くことができるのですが、必要以上に攻撃しないようやさしく接してほしいですね。
実在しないものや、ありえないことが起こる
これはゲームなので当たり前のことで気にする方がおかしいかもしれませんが、現実にないものも登場します。
グロウストーンと呼ばれる光る石など実在しない石を採掘でき、本当にあると勘違いしないようにしてほしいとも思います。

桜が咲いていて花びらが舞っているのはきれいで良いのですが、ずっと咲き続けているので季節感があるといいなぁとも思います。
ゲームの中では生肉も食べようと思えば食べられますし、お腹の空き具合も回復します。現実で生肉を食べるときは、子どもたちには本当に安全かどうか気をつけてほしいものです(^_^;)
といってもありえないことが起こるのは他のゲームなら当たり前のことなので、これらは私が気にしすぎなのかもしれません。
おわりに
子どもたちにマインクラフトで遊ばせた感想をご紹介しました。

「マインクラフトをやりたい」と言い出したときは、我が家の小学4,1年生の子どもたちにはちょっと早いかなと思いました。
最初の1周間は少し戸惑いましたが、その後はあっという間にハマってしまいました。
気になる点も少しありますが、ルールを守って遊べば学びにもつながり大きな問題はなさそうです。
これからも遊びを通じて、いろんなことを学んでくれるといいなと思っています。
「マイクラってどうなんだろう?」と迷っている方の参考になればうれしいです♪
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