幼稚園のお子さんにスプラトゥーンをやらせて良いか迷っていませんか?
私は子どもが小学生に入るまでは、テレビゲームはさせたくないと思っていました。
しかし長男が小学生になり「お友だちはゲームの話で盛り上がっているのにボクは仲間に入れない」と言い出しました。
ゲームを持っていないお友だちもいるでしょと言ってしばらくは我慢させていましたが、仲の良いお友だちもSwitchを購入しだしたので、長男が小学2年生の誕生日にSwitchを買いました。
その時、次男は幼稚園の年中。
長男がゲームをしているのに次男にさせないわけにはいかないので、週に5日、1日20分というルールでゲームをして良いことにしました。
最初は「釣りスピリッツ」「マリオカート8」と遊んでいましたが「幼稚園のお友だちがスプラトゥーン3で遊んでいるからボクもほしい」と言い出し、次男が6才の誕生日に購入。

実際に子どもにやらせてみたところ、意外なメリットや気づきがありました。
今回は幼稚園児の親が感じたスプラトゥーン3のリアルな感想と、注意すべき点についてお話しします。
基本情報
スプラトゥーン3は2022年9月に発売されたSwitch用ソフトです。
主人公はイカで、ヒトの姿もなれるという不思議な生き物。はじめは変わった世界観だなと感じていましたが、見ているうちにすぐに慣れました。
さらに長く見ていると、ゲームの中で帽子や服、靴を選ぶことができ「この帽子オシャレね」なんて思うようにもなってきました。
4人対4人でインクを地面に塗り合って遊ぶイメージでしたが、1人でも遊べるヒーローモードというモードや、仲間と協力して金イクラを集めるサーモンランというモードもあります。
私は事前に良く調べないで買ってしまったので後で気づいたのですが、ニンテンドーオンラインに加入するかスプラ3を持っている友だちがすぐ近くで遊ぶかしないと、ヒーローモードしかできない点は注意が必要かと思います。※ヒーローモードも内容は多いので最初はこれだけでもかなり楽しめます♪
過激な表現は?親が抱いた不安と実際の感想
銃のような武器で敵をやっつけて遊ぶテレビゲームと言うと、「バイオハザード」とか「フォートナイト」などを思い浮かべます。
どれもバイオレンスなイメージで子どもにはやらせたくないな〜と思っていました(+_+)
しかし、暴力や性的描写の表現の規制に厳しい任天堂が作ったゲームなら大丈夫だろうとの夫の意見もあり、購入することにしました。
過激な描写はほぼない
まず最初に持つブキは、わかばシューター。見た目はほぼ水鉄砲です。

飛び出すのはインクなので、本物の人間にあたっても痛くなさそう。
ブキ(インクを飛ばす道具)は数え切れないほどありますが、基本的には全部インクが飛び出すブキなので危険な感じはないです。
テレビで現実の子どもたちが、金魚すくいの「金魚をすくう道具」と「水鉄砲」で対戦するゲームを見たことがありますが、そんなイメージです。

長男は教育向けエディションもある「マインクラフト」の通常版で遊んでいるのですが、ゾンビにやられると「◯害された」と表示されたり、抵抗しないブタや牛を叩いて(攻撃して?)倒したりする方がよほど暴力的だなと感じました(・_・;)
バケツの形をしたブキでインクを一生懸命バシャバシャと床にかける様子は、シュールな見た目で面白いというかカワイイです。
ヒーローモードは頭も使う
ヒーローモードは「タコトルーパー」や「タコワサ将軍」などのタコのような敵をやっつけながらゴールを目指すという、ステージが数十種類あるゲーム。

ゴールまで行くのにタコの敵が強いだけではなく、パズル的な要素もあってどうやって進んだら良いんだろうと頭を悩ませていました。
子どもが難しくて進めないときは、夫がゴールしてあげると「そうやればできるのか~」と感心していました。

狙いを定めてブキ(水鉄砲)を発射しないといけないので、指先の細かい操作も必要。その間にタコの敵もタイミングよく攻撃してきたりするので、反射神経も鍛えられそうな印象です。
遊びのために購入しましたが、もしかして脳が活性化してる?とも感じました。
親がやってみたら3D酔いした
すごく楽しそうに遊んでいるので、大人の私でも楽しめるかも♪と思ってやってみました。
車や船で酔いやすいこともあり、ゲームをやっていたら頭がクラクラ、しばらく横にならないと治りませんでした。
「マリオカート8」はまったく問題ないんですが、このゲームはかなりきつかったです。酔いやすい方は難しいかもしれません。

初期の設定がコントローラーのちょっとした動きにも反応して画面が動く「ジャイロ操作」なので、「スティック」で画面を動かす設定にしたほうが酔いにくかったです。
どこか懐かしい?個性豊かなブキたち
味方からナイスを集めて巨大なインクのたまを投げる「ナイスダマ」は、ドラゴンボールの「元気玉」が元ネタらしく懐かしさを感じます。
また、大きなハンコで地面を塗りまくる「ウルトラハンコ」は、ファミコンの「ドンキーコング」でマリオがハンマーを振り回していたのを思い出しました。

かなり強力なブキですが、小さい少年が巨大なハンコを振り回すというコミカルさで、暴力的な感じはしません。
筆やローラーなど色んな種類のブキあり、考えた人達の発想がすごいなと思いますし、昔のおもちゃなどをモチーフにしたものもあるようです。
幼稚園児はどう変わった?
薄めの攻略本を手に入れて渡したところ、文字が多いにもかかわらず熱心に読んでいました。ブキの特徴を覚えて、一生懸命に夫に力説していました。
もともとカタカナや平仮名はだいぶ読めた次男ですが、ブキの名前に使われているアルファベットも覚えてくれて良かったです。
ただスプラトゥーンにハマりすぎて、話をしだすと少し興奮気味になることも。
いつでもゲームをしたがるので、1日何分と時間を決めるのは必要と感じています。
ゲームの時間以外は外で遊ばせたりブロックなどの実物のおもちゃなどでも遊んで、色んな事に興味を持たせたいなと思いました。
オンラインプレイは大丈夫?親が知っておきたいこと
ナワバリバトルにも興味を持ち、クリスマスにニンテンドーオンラインに加入しました。ファミリープランだと家族みんなで使っても12か月で4,500円なので、良心的な料金設定かと思います。
4人対4人なのであまり上手ではない小さい子が混じって、味方のチームに迷惑をかけないか、また負けてばかりではないのかと心配でした。
しかしスプラトゥーンのオンライン対戦は、同じレベルの人たちが試合で組み合わされる仕組みになっているそうで、負けることもあれば勝つこともありで楽しんでいます。
我が家の子どもは、インクを相手チームにかけられたときは「アノヤロウ」「ぶっ飛ばす」などと口が悪くなることがあります(+_+)
オンラインゲームで相手が見えにくいとはいえ、生きた人同士で遊んでいるので礼儀正しくするよう注意しています。
味方のチームと意思疎通するのも「カモン」「ナイス」「やられた」くらいなので、名前に本名などの個人情報を入れなければ、インターネット上のトラブルに巻き込まれることもないかと思います。
スマホアプリの「みまもりSwitch」を使えば、ゲームをする時間やオンラインでのコミュニケーションを制限することもできるので助かっています。
まとめ
スプラトゥーン3を幼稚園児がやってみた感想をご紹介しました。
テレビゲームばかりはさせたくないと思っていますが、次のようなことを守ってやる分には安心して遊ばせられると感じました。
- ゲームをする時間を決める
- 外で遊んだりテレビゲーム以外のおもちゃでも遊ぶ
- ゲームといってもインターネットの相手には礼儀正しく
これからも任天堂さんには、家族で楽しめるゲームをたくさん作ってもらえるとうれしいです♪

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